調布市 下石原 八幡神社祭礼2009−祭り好きの隠れ家

 
 
2009年10月4日 調布市 下石原 八幡神社祭礼



下石原八幡神社。三匹獅子舞が伝わるお宮です。
今年は、「道中の舞」が復活。
 


太鼓を先導に、ササラ一対、金棒一対。
その後に花笠が四人。昔はこの花笠は下石原に婿に来た方が務めたとか。
 



花笠の後に獅子を先導する平串持ち。そして獅子が三匹。
女獅子、中獅子(ねじりんぼう)、王獅子(剣)
 







女獅子には角が無い。中獅子は通称のごとく、角がねじれている。
王獅子の角は剣の形で、剣獅子(けんじし)とか単に「けん」と呼ばれている。
 

この獅子頭は寄せ木造りで非常に重いらしい。
更に角が重くてバランスが悪い剣などには、石が頭にはいっているとのこと。
その石を重石にしてバランスをとっているとか。
ちなみに、囃子などで使う獅子は桐を使っていて、見た目よりは軽い。
 
















この子達は神人会少年部だそうです。
きっと、10年後にはバリバリの青年ですね。
 

いったん神社に戻った太鼓。獅子が入ってくるのを待ちます。
 

獅子が戻ってきました。
 











拝殿の周りを一回りします。
 


そして道中はおしまい。本来はこの後で土俵入りというのをやるそうです。
王獅子と中獅子が女獅子を取り合うのだとか。
全部やると3時間かかるので、通常は30分程度の簡略式でやると聞きました。
しかし、今年は久々の獅子舞復活のため、ここまでだそうです。
 







獅子舞のメンバーの記念撮影です。
伝統芸能を守ることは大変なことですね。
 


しかし、太鼓はまだ続きます。
 







最後の巡行をして、再び神社へ。
 









宮入り終了。この日は十五夜の翌日でした。
いつも色々とご馳走になり、ありがとうございました。
 
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